© ANDREW CHUNG

UCHI LOUNGE 02

店舗 - レストラン
シドニー, オーストラリア
77㎡

PROJECT DESCRIPTION

異なる規則性が織りなす感情増幅トンネル

オーナーのこだわりの一品を求めて、足しげく通う常連さんの多い日本食レストラン。

食べ物の美味しさと共に、「どこか懐かしい雰囲気の漂う空間」が彼等を虜にするようだ。その彼等のオアシスを壊す事なく、今まで以上に常連さんが料理の味を堪能するにはどうすればいいのか・・・・・。我々はこれまで、いろいろなモノを“反復”させてきた。反復は人の深層心理を徐々に興奮させていく。この効果を利用すれば、ここの雰囲気を、がらりと変える必要がないのではと考えた。

そこで、ここの懐かしい雰囲気に合う「100年前のリサイクルレンガ」と、オーナーの志向に答えた「粗野なイメージの鉄」を反復させて、テーブルに至るまでの動線をデザインすることにした。テーブルに着くまでの、料理への期待感を増幅させるトンネル。その距離が伸びれば伸びる程、期待感をあげる余地が生まれるはず。レンガの「1/3の長さの隙間が空いた壁」と「1/4の長さの隙間が空いた壁」が交互に15m続く。既存の天井より1m下げた位置に設けた鉄のルーバーが、レンガ1個分の間隔とレンガ2個分の間隔でそれに呼応する。天井の隙間が増減し、そこから漏れる光の陰も反復のリズムを創出していく・・・・・。

反復のリズムに期待感は増幅し、この感情が高ぶった後に料理を食べると、人の味覚は普段より反応するのではないか。そして、料理がテーブルに並ぶ頃には、この感情はピークを迎えるのではないか・・・・・。

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