© TOMOHIRO SAKASHITA

K HOUSE

住宅
大阪、日本
210㎡

PROJECT DESCRIPTION

日本の住宅がうさぎ小屋と呼ばれて久しい。この住宅も例外ではない。日本では、人口密度が高い都市の住宅は、特に無駄なく空間がデザインされることが求められる。壁で空間を仕切って数々の部屋を廊下でつなぐという構成は、空間を細分化し、人が滞在していない空間は不要なデットスペースとなる。

そこで、寝室や書斎が二層分の吹き抜けのあるリビング•ダイニングスペースに面している空間構成を採用することを考えた。そうすることで、それらの寝室や書斎は、引き戸や障子を開けておくことで、部屋が使用されていない時は、その二層吹き抜けのリビング・ダイニングの一部に還元される。さらに、その引き戸と障子は、家族の中でのプライバシーを調整する役割も果たす。

それぞれの個室がインターネットで外部の社会に直接つながる生活に慣れた現代人にとって、家族が何となくその他の家族の存在を感じながら生活することは、家族の絆を深めるためにも重要ではないだろうか。

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